DIY Fishing

自作充電式電気ウキ 

近場で、しかも小銭で釣りをしたい僕は、どうしても電気ウキの電池代をケチりたいんです。

そんな僕が考えたのが以前ブログでアップした単4電池使用の自作電気ウキでした。

あいつの良い所は絶対的な明るさと750mAというスタミナでした。
しかし最大の弱点はやはり「重さ」でした。

そして小型液体容器を本体としたため、魚がエサを食ったときの沈み込む抵抗が大きかった。
実際はセイゴ、マダカを釣るので食い渋ること無くアタリをとれるのですが、やっぱり既製品には叶いません。

そこで今回は、既製品の電気ウキに改造を加えることで充電可能にしてしまおうと思いつきました。

充電池として何を使うか、、、ニッケル水素?リチウムイオン?最近の流れでいくとこの2種類だと思います。

では電気ウキに仕込めるサイズのものがあるのか??

色々探しました。
ネットサーフィンしまくりました。

で発見したのがこれ!

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GP40BVH という電池です。
袋の左上にブリジストンの文字が!

(これはブリジストンの自転車の反射板用で、ソーラー充電して夜間点灯させるための充電池です。充放電を繰り返して持ちが悪くなった時の交換パーツとして売られていました。)

放電圧は1.2Vで直列2.4Vで使用予定です。

電気浮き用の BR435は3Vです。 充電池は内部抵抗が少ないからなんちゃら、、という理由で基本的にはオッケーだったと記憶してるんでこのままポチりました。

初号機用に用意した市販の電気ウキは
FF-C30 というものです。 フィッシング遊で800円くらいでした。
(こいつを選んだ理由は回路上に抵抗がなくて配線がシンプルだったのと、3号を選んだ理由はボタン電池で重量が増した場合への浮力を補うためです。)

では繋いでみます。

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これが正規の新品電池(BR435)

続いてこれがGP40BVH(充電池)

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購入時から充電してないけど明らかに明るいことが判明!

これで一安心。
次の工程に入ります。

電池ボックスの作成です。

まず初めに本体下部の加工です。

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中を見ると電池を中心に保って押し上げるようなパーツがありました。こいつは邪魔になるのでラジオペンチで適当なところまで引きちぎります。写真は引きちぎった後です。

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引きちぎり中の感じ。

続いて電池ボックスの作成ですが、今回もクリアファイル等を円筒にして使おうと思ってましたが、DIY初心者に優しくするために市販のLEDを分解、使用してみました。

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LR44を2個以上つかうLEDをダイソー(100円ショップ)でゲットする。
(LR44は今回のGP40BVHと同型のため)

買って来たら即分解するw

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回したり引っ張ったり押し込んだりして分解してください。

初めてだったんでルーターで少しずつ削って外しましたが後から考えたらペンチ2本で引っこ抜いたら早いですw

電池が直列に入る筒の奥にLEDがついた部品があるので外す。

その部品からLEDを外す。
はんだ無しで足が折り曲げてあるだけなので楽に分解できました。

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続いて既製品との合体です。
なんとここで奇跡が起きました!!!

半透明のキャップ部分にLEDの円筒が見事にピッタリはまりました!!!www

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これは加工がかなり楽になりました。
後は適当に金属部分が接触するように繋いでいくだけです。

既製品LEDの足の+、-を書いておきます。
正式の電池BR435は先っぽの棒の部分がマイナスで、既製品の電池ソケットを見ると、ぶっ刺さる中心にマイナス端子、電池をはめる部分にプラスのワイヤーでバネみたいな端子がついてました。

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アルミホイルをよじってピンセットの代わりをさせます。

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こいつを差し込んで蓋を閉めれば光ります^^

完成!!!!!

適合オモリは3号から1.5号になりました。(実際に釣りで使用)

やたらめったら明るいwww

今回は電気ウキ自体の改造でしたが、こいつの充電器を作らんと行けません。
電圧を検知して充電停止するチャージャー(ダイソーのは永遠に充電し続けるので過充電になります。)にセットするだけなので、単3電池っぽいソケットを作ってやればいいと思います。
アマゾンのが安くて過充電防止なのでおすすめです。

あと最後にオチ的なこと言うと、LR44が200個で1000円くらいでありましたw

充電回数を記録してどっちが得か考えたいところですが、1度に2個使用して100回使えて、1000円なら使い捨てもアリかもしれませんね。

釣りだけでなくDIYも楽しいので僕は良いですが、どちらにせよBR435の電気ウキ電池はランニングコストがかかりすぎるので安くできますよー^^

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